誰もが興味を惹かれる宇宙。マジメに考えてしまう防災。「命を守る」をキーワードに、宇宙視点から事前の備えの重要性を学び、真に必要な備蓄について自ら考える。

1. 事業主体者
事業主体者:株式会社ワンテーブル、JAXA、他
2. 災害時の課題・ニーズ
災害時の課題・ニーズ従来の防災訓練では、実際の災害に備えた十分な訓練や心構えができていると言えない。これだけ多くの自然災害が発生しているにもかかわらず、学校や自治体における防災教育や防災訓練も形骸化しているものが多い。
3. 宇宙滞在者の課題・ニーズ
閉鎖隔離環境においては、想定外の事態が起こってもすぐに直接的な物資や人的サポートが受けられないため、宇宙飛行士はあらかじめサバイバル訓練を行うことや、遠隔でもチームで解決するシミュレーション訓練等を行う。
4. 新しい商品・サービスに備わるBSFソリューション
「防災×宇宙」教育・訓練ソリューションは、災害への備えに関する課題と有人宇宙ミッションにおける事前訓練に関する知見を組み合わせて、子どもたちの参画意欲を掻き立てる宇宙の魅力も最大限生かした教育・訓練カリキュラムや、そのための教材パッケージを実際の授業での活用を通して開発中。
5. 事業展開
a: 授業実践の時期
2018年12月 茨城県つくば市内の小学校での防災宇宙教室
2019年8月 福島県国見町内の小学校での防災宇宙教室
2020年6月 大分県竹田市内での防災宇宙授業
b: 展開概要
「命を守る」をキーワードに、宇宙視点から事前の備えの重要性を学び、真に必要な備蓄について自ら考える。
[ 講義とワークショップを組み合わせて展開 ]
①講義
防災における自助と共助の重要性を宇宙飛行士の事前訓練等を事例に学び、「命を守る」ために必要な日常からの備えに対する意識醸成を行う。
②ワークショップ
実際に自分の家庭や地域においてどのような備蓄が必要か、防災備蓄食を例に自らメニューやデザインを考えることで自分ゴト化する。