スーパー防災都市創造プロジェクト

防災・産業・組織・文化等あらゆる面で日本最先端の防災モデル地域を創造するプロジェクト。全国5自治体をスーパー防災都市として指定し、課題の調査・分析・実証を行う。

1. 事業主体者と参加自治体

事業主体者:株式会社ワンテーブル、ベル・データ株式会社

参加自治体:北海道厚真町、北海道余市町、宮城県亘理町、福島県国見町、岡山県西粟倉村

2. 災害時の課題・ニーズ

これまでの防災は平時の準備が乏しく、災害発生時にのみ対応するため、高コストになり、災害が発生しないと知見が積み重ねられないという特殊性ゆえオペレーションが機能しない。

3. 宇宙滞在者の課題・ニーズ

宇宙飛行士の生命維持・ミッション遂行の確実な達成に向けて、閉鎖隔離環境で限られた資源を効率的に活用するために、あらゆるリスクを想定した物資補給計画や事前のシミュレーションが重要。また、有事の際に地上管制官も含めてチームで課題を乗り越えていくために、ミッション前からのチームコミュニケーションも必須。

4. 新しい商品・サービスに備わるBSFソリューション

非常時だけ対応すればいいのではなく、「平時の延長線上に対策すべき」という考えのもと、「平時」でも「災害時」でも機能する仕組みを構築する。そのために、ス―パー防災都市候補地とBSFPに参加する各企業・団体が連携し、2020年から約3か年計画で仕組みづくりを行う。

5. 事業展開

a: プロジェクト期間
2020年8月~約3か年

b: 概要
【Step1】 スーパー防災都市の候補地を対象に現場のオペレーションも含めた実態調査を行い、防災における「共通課題」と各自治体の特殊性を踏まえた「個別課題」を整理する。
【Step2】 実態調査の結果を踏まえ、共通課題・個別課題それぞれの対応策を検討した上で、全体スキームの整備と自治体ごとの具体的な行動計画に落とし込む。
【Step3】 Step2で策定した計画に基づき、実行する。